100円ショップ-商品選びの注意点

前項で100円ショップの全ての商品がお得というわけではないとお話しましたが、容量についても考えてみてください。100円という販売価格に対応して、一般的な店での商品よりも容量を少なくしてある場合もあるわけですが、一番それが端的なのが、ガムテープや荷造り紐のような商品です。
調味料類などもそうですが、ほんのちょっとだけ使いたい時にはいいのですが、継続的に使う場合では、逆に割高になることもよくあります。ただし、時間の経過につれて劣化する性格のものなら、小さいサイズの方が都合がいいかもしれません。
調味料に記載されている賞味期限というのは、基本的に開封前の状態の期限で、開封してしまうとそれはかなり短くなってしまいます。特にあまり頻繁に使わない調味料でしたら、小さいサイズの方が多少割高でも、使い切れずに残った時に、今度は得になるわけです。
瞬間接着剤もできれば使い切りたい性格のものでしょう。一度使ってから後日使おうと思っても、フタが固まって取れなくなってしまうことがしばしばあります。
また、小さく小分けされているものが100円ショップにあれば、それはお得になる可能性があります。逆に用紙や封筒などのように、時間が経過しても劣化しない商品は、1枚当たりの単価を確認して、一般のお店で購入した方がいいかもしれません。
「お得」ということ意外では、色やシリーズで揃えたい商品も注意が必要です。それは文具や食器類などを少しずつ揃えていこうと思っていても、すぐに無くなってしまう場合があるからです。100円ショップは価格重視ですから、その都度、一番安く仕入れられる所から買うので、長期間続けて同じものを販売しているとは限りません。