100円ショップ-品質チェックが大切

100円の商品であっても、品質が著しく悪いのでは意味がありません。こうした品質についてもチェックできる眼を持ちたいものです。
まずは材質確認ですが、生産コストを100円に対応するために粗悪な素材で作られている場合があります。特に材質で注意したい商品は布製品と食器類です。
布製品では、布地の極端な薄さや粗さ、洗濯の可否かなどがポイントで、染料が非常に落ちやすい状態の場合もあります。縫い目のピッチもしっかり確認してください。ファスナー付きの場合は、ファスナーの動きや縫い付け状態を確認します。
袋物では、持ち手部分などの縫い目に一番負荷が掛かってダメになりやすいので、ここが要チェックです。食器類でのポイントは、やはり耐熱温度です。これは「電子レンジ可」等の表示が目安で、耐熱温度表示などもあれば確実にチェックできます。底の部分が平らではないような場合もあるので、仕上がり状態も確認します。プラスチックの継ぎ目部分が雑な仕上がりだと、美観が大きく損なわれます。開閉するタイプの容器なら、蓋が合っているか、開閉部が確実に動くかなどを確認しましょう。
木製品では、接合部分のビスや釘の状態を確認して、壊れにくいものを選ぶようにしてください。あっという間にダメになってしまっては「安物買いの銭失い」になってしまいます。